武蔵野手打ちうどん保存普及会 令和7年度 役員体制
[名誉顧問] 加藤順子 福田一訓
[名誉会長] 宮﨑照夫
[会長] 野島實
[副会長] 青木正範 江連紀子
[幹事長] 玉井正輝
[事務局長] 増田丸雄
[会計] 相京信之 樋渡一
[指導部長] 梅室八重子
[幹事] 林陽太郎 岡村よし江 鎌田幸人 柴山文希 林成樹 飯田直樹 高橋浩康 山田秀夫 鎌上浩 白石八重子
[会計監査] 三橋俊治 山中正美
武蔵野手打ちうどん保存普及会 設立趣意書
ふる里は遠くにありて想うものなりと言われますが 反面 ふる里は現在の人達が
営々と築き上げ 次の世代へ引き継いで行くものであります
小平 そして 武蔵野の文化とは、それは郷土の様々な行事であり
芸能であり文化財でありと種々諸々の文化を想いおこします
ところで その一番の基になっているのが食文化であります
小平の先人達は凡そ三百三十年昔の江戸期に関東ローム層で覆
われた土地に武蔵野新田開発の最初の鋤を打ち込みました
当時の生活は辛苦の連続であったと想像されます その苦しい
生活の中でも先人達は強くたくましく文化を創造し現在の
郷土を築きあげてくれました 先人達が生み出してくれた郷土に
伝わる味覚の一つが現在の「手打ちうどん」であります
開拓が進み ヒエ・アワ・イモ等の雑穀類を主としたお粥の主食の時から
麦の生産が可能になり小麦粉が作られる様になりました そして武
蔵野流のうどんが作られ始めたことでしょう これが関東平野
の小麦栽培地に共通した食文化であります
その手打ちうどんが盆・正月のお祝い等と人が集まる初日に人々の
味覚を楽しませ明日への糧として親しまれ愛され家代々
の製法により伝承されて参りました
私達は この歴史ある手打ちうどんを文化の源であると受けと
め現在の ややもすればインスタント食品、あるいは華美な商業
ペースの食品に押され 忘れらえてしまいそうな手打ちうどんを
しっかり受け継ぎ味覚の文化として二十一世紀への伝承
の担い手となり保存普及を行ってまいります
昭和六十三年一月三十日
武蔵野手打ちうどん保存普及会設立総会

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